■バシャーモ @気合の襷
155-172-90-*-91-145 加速
飛び膝蹴り/はたき落とす/バトンタッチ/守る
■ボルトロス(霊獣) @カクトウZ
171-*-95-198-101-149
10万ボルト/めざめるパワー氷/気合玉/悪巧み
■ガブリアス @ドラゴンZ
183-182-116-*-105-169
逆鱗/地震/炎の牙/剣の舞
■ガルーラ @ガルーラナイト
191-187-120-*-120-149
空元気/冷凍パンチ/岩雪崩/グロウパンチ
■ミミッキュ @命の珠
131-156-100-*-125-148
シャドークロー/じゃれつく/かげうち/剣の舞
■テッカグヤ @バンジの実
204-121-170-128-121-72
ヘビーボンバー/火炎放射/めざめるパワー氷/毒々
S2前期に使用。
その中でバトンタッチから展開するバシャーモを使ってみたかったので組んでみた。
構築のゴールとして目指したのは"バトンタッチに依存しない"殴るバシャーモからのバトンタッチ展開。
この構築のスターターであり軸として運用。
先発に置き、気合の襷を持たせて確実に加速バトンタッチをし、後続に繋げる。
前述したが"殴るバシャーモ"を使用することがコンセプトなので、ビルドアップや弱点保険での運用はせずに攻撃範囲を広げることに専念した。
はたき落とすはゲンガーを始めとするゴーストタイプに有効で、相手の展開を妨害するだけでなく、Zクリスタルを持っているかまで把握でき相手の行動がわかりやすくなる為、重宝した。
他の技を候補に上げるのならば、ギャラドスを始めとする水タイプに有効な雷パンチ、メインウエポンとして使えそうなブレイズキック、フレアドライブあたりだろうか。
電気地面無効と耐性が優秀で悪巧みから広い攻撃範囲を持ち、バトン先で活躍ができそうなポケモン。
対面で打ち合う事を意識したのでCSベースから入ったが、耐性が優秀であるあまり被弾することも少なからずあったので加速バトンからの展開を期待しHCベースに切り替えた。
低迷中率なのがネックであった気合玉がカクトウZのおかげで解消されたので堂々と採用した。
ボルトロスに強く出ていたナットレイやジバコイルなどには気持ちよく刺さった。
配分は耐久値に無振りクレセリアのサイキネ+冷凍ビーム耐え、陽気ランドロスのストーンエッジ耐えに施し、意地ミミッキュ抜き、舞ギャラドスを意識した。
バトン先アタッカーその2。高数値を利用し剣の舞からの展開を行う。
ウルガモスやランドロスあたりを意識したので意地っ張りではなく陽気。火力不足と感じた場面は一度もなかった。
構築全体で炎技が少ないので、抜き性能に期待し炎の牙を持たせた。
バシャーモからの展開がしにくい時に先発に置き打ち合ってもらう。数値が高いため、ストッパーとしての役割やバトン先アタッカーとして運用することもある。
ガブリアスを始めとする地面タイプが重いので冷凍パンチ、自身がエースになれるようにグロウパンチ、火傷状態で簡単に止められないよう空元気、加速バトンとの相性を含め岩雪崩。
H振りランドロスを確実に仕留められるようにAに振り、ミミッキュに対し岩雪崩でノーリスクで皮を剥がせる事に期待したS、ガブリアスと打ち合う為、鉢巻逆鱗を耐えまで振った。陽気ガブリアスのZ逆鱗も耐える。
化けの皮のおかげで加速バトンがほぼ確実に行える。バシャーモとの相性も良好。バトン展開ができなくても活躍が期待できる。
誰とでも相性のいいこのポケモンにZクリスタルを持たせると、選出幅が狭くなるのが気に入らなかったので火力強化を兼ねて珠での採用。
終盤のお掃除役としても扱えるよう攻撃範囲が最も広い構成。
ここまで地面タイプのポケモンがかなり重いため、2枚目の補佐、穴埋め役をしてもらう。
様々な相手と打ち合って欲しい為、攻撃範囲を広くし、役割破壊を行う。
毒々は宿木の種と迷ったが、交代されただけで解除されてしまう宿木の種より毒で致命傷を与え一貫性を作ったほうがわかりやすかった。
マンムーやパルシェンを意識してバンジの実を持たせた。これが面白いように刺さりビーストブーストで要塞化し全抜きができた試合も少なからずあった。
構築全体としてはコンセプトに基づき強い駒を選択して組むことができたが、やはりバシャーモからバトンタッチ展開をするとなると先手でバトンタッチをしてしまう為、後続に負荷がかかってしまい、ダメージレースで負けてしまう事が多々あり、特に良い戦績も残せず、構築の流れに納得が行かず解散に至った。
ただ"殴るバシャーモ"は十分に強かったので、バトンタッチ展開はもっと可能性は秘めてあると感じる。
次にバトンバシャ軸に組むとするならバトンの受け先を重視した構築から考え直したいと思う。
先日別の構築にはなるが、シングルレーティング2000に到達できたのでS2では転ばないように頑張りたい。